申請書類の準備、実務経験と請負契約書｜埼玉の建設業許可の行政書士

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申請書類について｜埼玉の建設業許可の行政書士

埼玉で建設業許可申請をするためには、まず申請書類を準備しなければなりません。

申請書類には、自分で作成するものと、書面を収集して提出の準備をするものの２種類にわけられます。

自分で作成するものについては、埼玉の建設業手引きをもとに、会社の情報等について正しく記載し、不明点については県の担当者へ照会するなどして、適切なものを作成することになります。

申請書類のサンプルが手引きや埼玉などの都道府県ホームページに載っていますので、それも参考にできます。

次に、書面の取集などの準備が必要なものについてです。

準備するものについては、これが意外に難しいことがあります。

申請書類の準備、実務経験と請負契約書

例えば、実務経験を証明するというときに、一体何を準備すればいいのか、という問題が代表的です。

請負契約書があったとして、これが利用できるのかどうかという問題。

請負契約書がない場合は、どんな書類で代用できるのかという問題。

工事があったことを証明するために、会社の預金通帳の原本を申請の時に持っていかなければならないこともよくある話です。

そして、この実務経験の書類を集められずに、涙を呑む方というのも実際には少なくありません。

その他には、登記簿謄本など役所などで取得する書類も多々ありますし、学歴を利用する際は大学の卒業証明書なども取得しなければなりません。

このあたりは、ただ取得すればいいだけの話なのですが、役員が複数いるようなケースでは、そのうちの１人がフットワークが遅かったりしてしまうと、書類が取得出来ない問題にぶちあたります。

行政書士なら代わりに取得できる書類もありますが、そのためにも委任状が必要だったりしますので、そのやり取りすら滞ってしまうと、次の手をその場に応じて考えねばなりません。

建設業許可申請では、許可の条件を満たしたと思っても、ハードルはまだまだあるということです。
むしろ、この必要書類の準備こそ、許可申請の肝心要と考えて下さい。